20代女子の留学日記

セブ島、カナダ留学の準備やリアルな体験談、観光スポットなどご紹介します:D

大好きだったよ。




今週のお題「大切な人へ」

いきなり留学とは関係ないけれど、
書きたくなったので、書いてみます。

久しぶりに、
忘れたくない気持ちと向き合ってみます。

大切な人…。
真っ先に思い浮かんだのは、
ありきたりだけど、家族と友達。

留学を決めてから更に思うようになった。
大好きな人達には、誰よりも幸せでいてほしいと。

でも、私はたった一度だけ、大好きな家族に
早く居なくなってほしいと思ったことがある。

_____________

約10年前のこと。
私が中学に入学してまもなく、
大好きで仕方のなかった祖母が亡くなった。

ステージ4の胃ガンだった。
当時小学生だった私に、両親は言わなかったが、
なんとなく、祖母が長くないことは気付いていた。
気付かないフリをしていた。  

はじめてお見舞いに行った日、
ベッドに横たわる弱々しい祖母を見て、
溢れそうになった涙を必死に堪えた。
祖母の体は、とても小さくなっていた。
それでも大好きな優しい笑顔は変わらなかった。

帰り際、いつもどうりほっぺにチューしてと言う
祖母は、どこか寂しそうで、やっぱり嬉しそうだった。

約半年間、祖母は病院で闘病した。

「大嫌いなマラソン何周でも走るから、
おばあちゃんの病気を治して。」

と、何度も願ったが、その願いは虚しく、
病気は確実に祖母の体を蝕んでいた。

辛そうな祖母や両親を見るのが辛くなり、
治らないのなら、いっそ早く居なくなった方が、
楽になるのではないかと初めて思った瞬間だった。
10年経った今でも、大好きで仕方のない祖母に、
一度でもそんなことを考えた自分が憎くて許せない。
本当に後悔している。


祖母は、初孫だった私のことを
誰よりも可愛がり、誰よりも愛してくれた。
そして、私を唯一甘やかしてくれる存在だった。

例えば、ゲームセンターで
「千円だけ好きに使っていいよ。」
と両親からもらった小銭に
こそっと数百円足してくれたり、
欲しいものがでるまで、
ガチャガチャを回させてくれた。

あの頃はただただ、
甘やかされていると思っていたが、

なっちゃんは我慢しすぎやから、
 たまには甘えさせたりや。」

これが、祖母の最後の私への言葉だった。
父から聞いた。 

祖母にはこれからもずっと頭が上がらない。 

ほんとは、振袖姿も見せたかった。
大好きな友達も彼氏も紹介したかった。
綺麗だね。良かったね。って、
きっと、喜んでくれたよね。

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おばあちゃん、私は今とても幸せです。
また会えたら、次こそ、白浜旅行の約束守ってね。
おばあちゃん、大好きだったよ。


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これからは、後悔しないよう
伝えられる間に大好きな人には大好きと
伝えたいし、みなさんも伝えてほしいです:D


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Natsumi